交付ガイドラインとは

信託型ストックオプションは、新株予約権をもらえる対象者および個数を後決めできる強力なインセンティブ・プランですので、恣意的・濫用的に使用された場合には会社のガバナンスが効かなくなってしまいます。
（例えば、経営陣にゴマをするだけで給料やボーナスよりも遥かに高額の新株予約権をもらえるとなれば、まともな会社運営ができなくなってしまいます。）

そういったことから、きちんと客観的に検証可能なルールのもとで配る必要があり、そのために導入企業が作成する配分ルールが交付ガイドラインです。
導入企業によって、評価の仕方・配る対象（全社員対象かマネジメント層だけか）・配る個数等が異なりますので、その内容は千差万別です。
 
当社はこれまでも、信託型ストックオプションを始めとする交付ガイドラインのドキュメンテーションを数多くサポートしてまいりました。
上場審査に完全に対応し、各種法令にも適合した交付ガイドラインは極めて重要です。当社の時価発行新株予約権信託®では、単に導入を支援するだけでなく、交付ガイドラインのドキュメンテーション支援や、実際の受益者指定から新株予約権の交付まで、受託が続くその限り対応をさせていただきます。
 
加えて、当社グループのコタエルHRは、人事制度・インセンティブ制度の構築から人材採用支援・人材紹介まで、人事戦略における業務支援を広く行っております。
採用やリテンションのため、信託型ストックオプションを最大限ご活用いただけるよう、当社グループ全体で導入企業を支援してまいります。